これは42日間タミフルを飲んだ二重盲検比較試験から得られた予防効果の結果です。インフルエンザに罹りやすく、罹ると重篤になるような限定された方々には、抗インフルエンザウイルス薬の予防投与は認められた療法なのです。 タミフル予防投与としての効果は、タミフルを予防用として服用している期間のみ持続します。(連続で最大10日間です) タミフル服用で注意すること タミフルを予防用として服用し始めた場合、10歳以上の未成年の方は注意が必要です。 インフルエンザ感染症患者接触後の予防群と非予防群のオープン比較試験(wv16193、10日間投与)におけるインフルエンザ感染症発症率は非予防群11.3%、オセルタミビルリン酸塩投与群1.8%であった 17) (外国人データ)。患者背景を以下に示す。 抗インフルエンザ薬の予防投与の用法用量. a型又はb型インフルエンザウイルス感染症の予防としてタミフル・リレンザ・イナビルの3種類が承認されています。タミフルとリレンザは1日1回で10日間使用することになっており、イナビルも2日間使用し、10日効果が持続するとされています。